もりりん書庫

レゴブロックの記録です。

ケーキがとびちる皿

先日、名古屋市科学館へ家族で行ってきました。

 

チームラボの展示があるということで、これなら娘も楽しめそうということで見てきたのですが、それはもう大はしゃぎで、3人でヘトヘトになって帰ってきました。

 

魅せる展示という意味でもとても自分も勉強になりましたし、技術的な部分でもすごく興味があったので、そのあたりも見ながら大人も楽しんでくることができました。

 

中でも個人的にお気に入りだったのが、この「小人が住まうテーブル」で、

机の上のプロジェクタで投影された映像に触れると、それに応じた変化が起きるというやつです。

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この仕掛け自体はよくあるのですが、雨が降っても手をかざすとそこだけ傘のようになったり、物や手を置くと小人が登ってきたり、動きもたくさんあってどこを見ても可愛らしく、とても良いなと思いました。

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プロジェクタを使う都合上かなり暗い空間になるにもかかわらず、上からの見た目もサイズもほぼ変わらないお皿とお鍋を正確に判別するなど、過去に見たこの手の展示に比べても、時代のせいか技術力のせいか、センサの精度がぐっと上がっている印象を受けました。

 

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お皿を置くとケーキが現れるのですが、食べようとお皿を持ち上げると、たくさんの小さいケーキになって飛び散ってしまいます。

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   ↑食いしん坊には厳しい仕様だ

 

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暗いのでわかりにくいですが、モーションセンサは恐らくKinectで、テーブル1つに対してセンサ1つとプロジェクタ1つの1組を使用していました。

壁に投影して壁をタッチするタイプの展示には、Kinectでなく壁の真上にレンジセンサを用いているようでした。

 

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この部屋には他にも滑り台などもあり、大きな展示には複数のKinectとプロジェクタを交互に並べて同期させることで対応しているようです。f:id:morimorilego:20200205144633j:image

こういった展示を見てきた経験が、また何かの形で自分の作品にも活かせたらいいなと思います。

 

常設の科学館の展示もとても面白く、家族で堪能してきましたが、子供がはしゃぎすぎて時間も体力もなくなり、全て回りきれないままに帰ってきてしまいました。

また次回ゆっくり見てこようと思います。